Song Premiere and Interview: Jesse Ruins – Eat A Holy Monitor [Streaming]

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今回のSong Premiereは、先日Cold Name名義でソロ作品『Eat Your Hand』をリリースしたNobuyuki SakumaとNahの2人によるユニットJesse Ruinsが11月19日にMagniphからリリースするニュー・アルバム『Heartless』に収録されている「Eat A Holy Monitor」。
アルバム『Heartless』は、昨年リリースしたデビュー・アルバム『A Film』のドリーミーな作風とは打って変わって、驚くほど硬くミニマルな仕上がり。こちらにカメラの向いたスマートフォン、そしてそれを握るフェティッシュな手というシンプルかつ印象的なジャケットや、インターネットやSNSに関する単語をタイトルに含む楽曲が並ぶトラックリストもなんとも意味深だ。今回は楽曲試聴に加えて彼らにメールでのショート・インタビューも実施し、アルバムについて色々と話を伺ってみた。

 
 
Song Premiere: Jesse Ruins – Eat A Holy Monitor

 
Interview: Jesse Ruins

Public Rhythm(以下、PR): 『Heartless』に収録されているトラック・タイトルですが、インターネットやコンピューター的な要素を含んだワードが多いように感じました。これらはSNS的なテクノロジーに裏打ちされたコミュニケーションについて、なんらかの暗示をするものでしょうか。

Sakuma: それについてはこのアルバムには余白が常に必要なので、細かく説明する必要はないと考えてます。ただ以前までのJesse Ruinsは、良くも悪くも限りなくファンタジーに徹していたのが現実に意識を置き始めたんです。

PR: ボーナス・トラックも含めると、14曲入りのフルボリュームになりますが、アルバムを通しで聴くと、巨大な一曲のように感じられました。硬く、それでいて煽情的でもあるこの作品には、強い統一感があります。「Eat a Holy Monitor」や「Eat a Heartless Monitor」では特に顕著ですが、これほどまでにハードで、かつミニマルな作風へと向かっていった経緯を教えてください。Sakumaさんの別名義であるCold Nameとしての楽曲制作は本作にどれほど影響を与えていますか。

Sakuma: 個人的にアルバムはシングルの寄せ集めよりも、トータル・アルバムのような感触があるほうが面白いと思ってますし、制作においては常にリスナーとして聴いてる音楽を反映させたいと思っています。
そこに、Jesse RuinsやCold Nameをスタートするときに最初に固まったコンセプトというと大げさですが雰囲気のようなものを通して作っています。自分の中でそのプロジェクトの雰囲気がズレてきたら、また新しいプロジェクトを始めたら良いかなという感覚です。
今回のアルバムにCold Nameの楽曲制作が影響してる意識はないです。Jesse Ruinsの1stアルバムの制作時期は2012年の夏だったので、それから月日が経って聴いてるレコードや制作していく楽曲が少しづつ変化していった感じです。以前に比べて頭で思い描いてるような曲を具現化できる技術も少しついてきたなとも感じてます。

PR: 『Heartless』から先行して公開された「L for App」のMVは、VHSテープにも付属する赤い布の目隠しや、リンゴ(“App”le?)と銃、夜の街から波打ち際へのシーンの転換、一度画面がブラックアウトしたあとに現れる海のカットの手ブレのようなカメラワークなど、何かを暗示するようなものになっていますが、これらの謎は今後明かされていくのでしょうか。また、MVにはお二人も出演されていますが、撮影に関わるエピソードや、VHSといういわゆる旧式のフォーマットで今回ビデオをリリースするということについてもよろしければお聞かせください。

Sakuma: 今YouTubeで観れるMVの内容とVHSに収録されている内容は少し違います。監督は別の人なのですが、彼が本当に考えていた内容はVHSに収録されています。VHSというフォーマットの事も含めてそれは観ていただいた人に考えていただければと思います。
撮影は3日間にわたって行ったんですが、そのうち2日はオールナイトで撮影自体は楽しかったんですがスケジュール的にはハードでした。Nahが目隠しで裸足で踏切に立ってるときにパトカーが近づいて来たりとかヒヤヒヤしましたね。

Nah: 最初お話を聞いた段階では本人が出演するのはどうなんだろうという思いも少なからずありましたが、今までの作品の私のイメージするJesse Ruinsは実体がありながらも実体に霧がかっているようなイメージでした。
今回のアルバムは前作とイメージが大分違うので逆に実体が生々しく映るのも面白いのかな、といった思いがあります。
撮影自体は、裸足で都内を歩き回っていたのですが最初の頃は照れもありました。慣れて来ると、一見静かに見える都会の夜も視覚の無い状態では色々な騒音で溢れてる。なんて、感覚の違いが少し面白い事に気づきました

PR: このように大胆にサウンドを変化させた『Heartless』をJesse Ruinsにとってどういう作品だと考えていますか。また、これまでの作品について今はどう考えていますか。そして、今後Jesse Ruinsというプロジェクトをどうしていきたいか何か具体的な展望はありますか。

Sakuma: 個人的にはJesse Ruinsの1st、Cold Nameの1stが二枚目、今回は三枚目のような感じでもありますし、たしかに1stと比べてしまうと新しい名義による1stアルバムでもあります。
今はまた新しい作品を作っていますし、海外でレコードをリリース出来る環境があるのでJesse Ruinsとしてフレッシュな作品を作れるうちはリリースを続けます。新しいことを行うためにやめるときがくればやめるでしょう。もちろんネガティブな意味じゃないです。

Nah: 私は佐久間さんの作品を客観的に捉えていて、今回のJesse Ruinsの作品とCold Nameの作品は繋がっているように感じています。勿論Jesse Ruinsにとってこの作品はとてもフレッシュな物だと思いますし、佐久間さんが今後どのよう展開して行くのか楽しみでもあります。

 
Interviewed by Public Rhythm

Jesse Ruins – Heartless

Tracklist:
01. Scar Caused by Your Phone
02. L for App
03. Eat A Holy Monitor
04. ILAifS
05. Empty TL
06. Forgot Your Account
07. 404nf
08. She is in Instagram
09. Secret _ Illegal
10. Eat A Heartless Monitor
11. Click Raw
12. Truth of D
13. URL Sinking
14. C of Storage*日本盤ボーナス・トラック


 
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