Album Premiere and Interview: Serph – Hyperion Suites [Streaming]

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2009年の『accidental tourist』でのデビュー以降、これまでに四枚のフル・アルバムをリリースし、ReliqやN-qiaといったプロジェクトでも精力的に作品を発表し続けている都内在住の男性によるソロ・プロジェクト、Serph。
ジャズやエレクトロニカをはじめ、様々な音楽の要素を取り入れた色彩豊かでメロディックなサウンドを用い、ファンタジックな世界を描き続けてきた彼は、昨年デビュー五周年にして自身初のコンサート『Candyman Imaginarium』を恵比寿LIQUIDROOMにて開催、映像、ダンス、舞台芸術などを交えたパフォーマンスによってその世界観を存分に表現した。
そんな彼が今年4月15日にリリースする通算五枚目のフル・アルバム『Hyperion Suites』は、所在が誰にも知られていない謎めいたところにある巨木「ハイペリオン」の、清々しいまでの孤独さと悲しみを讃える讃歌であり、ヒップホップや60、70年代のジャズ、R&Bからの影響を反映したビートやコードワークが用いられているという。
コンサートではマスクを着けて登場し、未だに素顔が明かされていないなど、謎めいたところのある彼だが、今回はアルバムのリリースに先駆けてSerph本人に、メール・インタビューを通じて本作や今後の活動などについて話を聞いてみた。

 

Album Premiere: Serph – Hyperion Suites(全曲試聴は4月16日(木)までの期間限定)

Interview: Serph

Public Rhythm(以下、PR): 昨年は1月の初コンサートにはじまり、Serphの他にReliqやN-qiaでも作品を発表するなど、非常に活動的な一年だったように思います。本作はSerph名義の作品としてはEP『Spring Field』から約半年という比較的短いスパンでのリリースになりますが、制作のきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

Serph: 制作は日々絶えず続けていて、新しい感じの曲が出揃ってきたところでまたリリースということとなりました。

PR: Serphのこれまでの作品と同様、本作でもアルバムを通して生楽器の音色が多く使われていますが、それだけにパワフルなシンセサイザーの音を前面に出したM4「Happy Turner」は新鮮に聞こえました。この曲を制作にするあたっての背景について教えてください。

Serph: 何かハッピーな曲が作りたいと思い、バスキアやウォーホルがいる怪しいパーティーみたいのものをイメージして作ってみました。

PR: M9「Soul for Toys」をはじめ、いくつかの曲では和楽器の音が印象的に聴こえました。これは今までのSerphの音楽には無かった特徴のように思いますが、こういった音を取り入れた経緯はどのようなものでしたか。

Serph: 和風な侘び寂び、雅な感じをスパイスとして使ってみたかったのでやってみました。リリースが春なので桜のイメージも入ってます。

PR: 楽曲の音使いと同様、各楽曲のタイトルについても様々なモチーフをいくつかの言語で取り上げているところに、ある種のカラフルさを感じます。ファンタジックな世界観で知られるSerphというプロジェクトですが、作品とタイトルの関係性についてはどのような考え方を持っていますか。

Serph: 曲名は大体後付けで、雰囲気から直感的に決めてますね。

PR: 「ハイペリオン組曲」と訳せるアルバムタイトルですが、アルバムの構成について何かこだわりはありますか。

Serph: ハイパーという音が入っているハイペ イオンは一度使ってみたかった言葉で、誰にも所在が知られていない巨木という謎めいたところがアルバムの突然変異的な曲に合うかなと思いました。

PR: 昨年1月のコンサート後最初のフルアルバムとなりますが、コンサートが楽曲に影響を与えることはありましたか。また、コンサートについてどういった考えを持っていますか。

Serph: コンサートはファンを真近に感じられた点でよい経験でした。アルバムの曲に関しては、コンサートでの演奏に限らず日常になじむようにと作ってます。

PR: 今回は河野愛さんとのコラボレーションによるアートブック『MYTHOPOEIA』もリリースされました。このリリースは以前からお考えになっていたのですか。

Serph: 河野さんのアートはSerphの一部分として、リリースまで至ることになりました。関係者に大感謝です!

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PR: 最後に今後の活動予定を教えてください。

Serph: ライブも含め、出来ることは何でも挑戦していきたいですね。

 
Interview & Text by Inoue Yuuki

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