芸術作品に表された戦争の姿を解剖する書籍『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』が発売

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京都造形芸術大学国際藝術研究センター所長の飯田高誉による書籍『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』が3月24日に立東舎から発売される。
本書では、著者がキュレーターを務めた「戦争と芸術」展のカタログを元に、19アーティストの38作品を厳選して掲載し、そこに表された戦争の姿を解明。また、浅田彰、針生一郎、田原総一朗、Mr.(ミスター)、相澤淳 (防衛省防衛研究所) らと著者の鼎談・対談を通じた「戦争と芸術」の多角的な検証も収録されており、広い視野で「戦争と芸術」の間にある関係性を現代に接続して明らかにする内容になっているという。

坂本龍一氏 推薦コメント
これらの戦争画、あるいは戦争に関係する作品は見るものを深く考えさせる。
どうして人間はこれほどまでに闘いを好むのか?
戦争を描いた藤田嗣治の絵 は、単に戦意を高揚させるプロパガンダでしかなかったのか?
ぼくは常々、芸術とは死んだ者への哀惜の念から生まれると思っている。ネアンデルタール人が死者に花びらをそえたように。もう永久に帰ってこないものへの呼びかけであり、永遠に対する儚い希求なのだ。
永遠に対する憧れ、そしてそれを否定するかのような闘いへの欲求、人間のもつこのような両義性がまさに芸術を生むのだろう。


《CONTENTS》
■第一章:戦争画
■第二章:終わらない戦後
■第三章:イメージにおける戦争
■「美の恐怖と幻影」戦争画十選
対談・鼎談:鼎談「封印された戦争画」針生一郎+浅田彰+飯田高誉
対談「戦争と芸術」田原総一朗+飯田高誉
鼎談「私たちにとって戦争のリアリティとは?」Mr.+相澤淳+飯田高誉
■付録:年表 世界・国内の出来事と戦争・核問題

■図版掲載作品
藤田嗣治《南昌新飛行場爆撃ノ図》《南昌飛行場の焼打》《サイパン島同胞臣節を全うす》《重爆》
中村研一《神風特別攻撃隊の海軍機の活躍》《マレー沖海戦》《北九州上空野辺軍曹機の体当たりB29二機を撃墜す》
草間彌生《戦争》《無名戦士の墓》《戦争の津波》
細江英公《写真絵巻—死の灰》《へそと原爆》
中西夏之《人間の地図》
杉本博司《旭日照波》《アインシュタインタワー》《ワールドトレードセンター》
横尾忠則《戦後》《神風恍惚切根之図》《1945年、夏》
宮島達男《アウシュビッツへのタイム・トレインNo.2》
ダレン・アーモンド《夜+霧》
太郎千恵蔵《隅田川 元雅に捧ぐ、あるいは WTC》
トマス・デマンド《Attempt》
山口晃〈日清日露戦役擬畫〉より《二十八サンチ砲》
大庭大介《究極の武器(モンスター)》
ヤノベケンジ《アトムスーツプロジェクト:大地のアンテナ》
名和晃平《PixCell-Toy-Machine Gun(SIG552)》《PixCell-Toy-Machine Gun(COMMAND)》
戦闘機プロジェクト《日常》《コンセプチュアルコーヒー》《MEMO》
Mr.《スターティングオーバー》《まだまだ若いチームです》《誰も死なない》《うさぎ組チームのサバイバルゲーム服、防具、靴、拳銃、拳銃鞄、小物》
AES+F《LAST RIOT 2, PANORAMA #4》
ゲルハルト・リヒター《September》《Dead》

《立東舎書籍》
戦争と芸術

□著者:飯田高誉
□定価:(本体2,500円+税)
□仕様:A5判/288ページ
□発売:2016年3月24日
□発行:立東舎(発売:リットーミュージック)
ISBN 978-4-8456-2775-2
書籍詳細 http://rittorsha.jp/items/15317411.html


 
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