Interview: 〈Bunkai-kei records〉 presents OUT OF DOTS -Reunion-

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〈Virgin Babylon Records〉からもリリースするGo-qualiaと、映像作家として多数の作品やプロジェクトに関わり、DJ、そしてVJとしても国内外で活躍するNaohiro Yakoが主宰する〈Bunkai-kei records〉(分解系レコーズ)主催のイベント「Out of Dots」が、4月24日 (日) に代官山unitで開催される。
「Out of Dots」の開催は、2014年10月の渋谷WOMB公演以来約2年半ぶり。サブタイトルに”Reunion”とあるように、今回発表されたラインナップには、Seiho、PARKGOLF、Daisuke Tanabe、DUB-Russellを始めとする過去にも「Out of Dots」に出演し、現在はそれぞれの飛躍により、なかなか今回のように一つのイベントに顔を揃えて出演する機会がないアーティスト達の名が並ぶ。加えて、この約2年半の間に現れた「Out of Dots」を知らない程若いアーティスト達にも声がかけられているのも注目すべきポイントだ。今回Public Rhythmでは、その開催を前にレーベル主宰の2人にインタビュー。開催の意図、見どころ、レーベルとしての今後の展望について色々と伺った。

 

Interview: Bunkai-kei records presents OUT OF DOTS -Reunion-

インタビュー, 文: 湯野 胡桃

 

–前回の「Out of Dots」から約2年半が経ちました。何故このタイミングで開催しようと?

YAKO: 本当はやりたかったんです。去年も、一昨年も。でも、2014年の秋には「Red Bull Music Academy」が日本で開催されたので、(「Out of Dots」をやる) 「必要なくね?」ってなって。去年も開催しようとは思っていたのですが、なかなかスケジュールの調整がつかず。

–前回は「following generation」と銘打ち、若手が数多く出演していましたが、今回の「Re-Union」にはどのような意味を込めたのでしょう。

YAKO: 前回の「Out of Dots」は、ここから羽ばたいていって欲しいと思い「following generation」と銘打ったのですが、本当にみんな羽ばたいてしまったのでやることがなくなってしまいました。 (笑) 例えばそれよりも前の「Out of Dots」にも出演したSeihoやPARKGOLF、Qrionもこの2年半でかなり有名になってしまったし、あの頃に出演してくれたメンバーでまた集まれるのは今回が最後かなと思っています。

–文字通り当時のメンバーでの「Re-Union」(再会) ということですね。

YAKO: そうですね、当時のメンバーを集めてバーっとやりたいねって。

Go-qualia: 祭り。

Nyolfen: 当日は頑張ります。

–今回のラインナップですが、先ほどのお話どおり過去の「Out of Dots」に出演していたアーティストたちに加えて、新しい顔ぶれもありますね。

YAKO: 半分位は過去の「Out of Dots」に出演したことがある人たち。同時に新しい人も沢山呼んでます。例えば2015年に秋葉原MOGRAで開催した「with a future」にも出演した若い子たちがそうですね。

–その点では「following generation」というテーマも踏襲しているわけですね。

YAKO: そうですね、今回はこれまでの「Out of Dots」の総括とも言えるので、今後もし開催するとしたら、もっと新しい顔ぶれになっていくんじゃないかなと思います。

Go-qualia: どんどん新しい人が出てくるので、そういう人たちにも出演してもらいたいですね。見覚えがある人達についても、今改めてこのメンツでUNITで見れるっていうのは単純に嬉しいですよね。例えばQUARTA330やSaitoneさんが同じイベントで同じフロアでやるっていうのも今はなかなかないですし。ただ寄せ集めただけじゃなくて、何かしらの点で繋がっている人たち、音楽に対するマインドが近い人達を呼びたかったというのはあります。

 

 

 

–ずばり今回の見どころはどこでしょう。

YAKO: 「Out of Dots」はその言葉の意味通り”独創性”や”その人にしか出せない音”を基準に出演者を選んでいるのですが、個人的な一番の見どころは今回新しく出演する中ではhizmiさんですね。X68000の音がUNITのメインで鳴るっていうところが。 (笑)

YAKO: それと、前回まではメイン以外に攻撃的なフロアと静かに聴けるラウンジ向けのフロアがあったんですけど、今回は僕自身の音楽的嗜好が少し変わってきたこともあり、各フロアの内容も変化しています。
一つがFuture Bassのように音を細かく組み立てるトラックメイカーが中心のフロア。ここにはSnail’s Houseや「with a future」にも出た韓国のAireたちが出ます。

 

 

YAKO: もう一つはものすごくドープなフロアで、こちらには〈ALTEMA Records〉主宰の2人がやっているOveredや、チップチューン・アーティストのUSKさんが別名義としてやっている物凄いどミニマルなNkuiたち。そうやって2極化させています。

 

–これまでの総括とも言える今回の「Out of Dots」以降〈Bunkai-kei records〉はどうなっていくのでしょう。 展望はありますか。

YAKO: 〈Bunkai-kei records〉はよりマイノリティをモットーにインターネットの片隅で活動していきたいです。オフラインのイベントや作品を売るためにインターネットで活動するというのがある意味今の主流だと思うのですが、それに逆行するレーベルがあってもいいかなと。

Go-qualia: インターネットが日常と地続きになってソーシャル・メディアを使いこなして活動するというのが当たり前になっていますが、もともとインターネットって自分の日常とはかけ離れた濃い部分をひたすら突き詰めていく面白さや自由度があったと思うんです。

YAKO: 4年前だったらまだ結構そういうレーベルが沢山あったよね。

Go-qualia: チェックしてた海外のネットレーベルも今はほとんど止まっちゃててそれがすごい寂しいなって。SoundCloudが登場して完全にみんなそっちいっちゃったのが大きいですね。

YAKO: 昔からantihoneyのように多くの情報を出すこともなく自分のホームページだけで表現しているような存在が好きだったということもあり、このご時世だからこそよりミーム的な存在になっていけたらなと。
うちでしか出せない人に声をかけているというのもあるし、オフラインのイベントも極力無くしていこうと思っています。
この前イタリアに行った時に5年前から〈Bunkai-kei records〉を聴いてくれている方にお会いして話す機会があったのですが、そうやって世界の何処かで〈Bunkai-kei records〉の音を聴いてくれている人がいればいいなと思いながら、今後もマイペースに活動しようと思っています。

 

OUT OF DOTS -Reunion-
日時: 2016年4月24日 (日) 14:30~
会場: 代官山UNIT
http://outofdots.com/

Ticket:
ADV ¥3,000(+1drink)
DOOR ¥4,000(+1drink)
UNDER20 ¥1,500(CASHBACK) *要身分証提示

e-plus(手数料無し): http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002186173P0030001P0006

OPENING DJ:
Licaxxx

LIVE ACT:
Aire
AMUNOA
callasoiled
Daisuke Tanabe
DUB-Russell
Go-qualia
Hizmi
Madegg
Metome
mus.hiba
Nor
Nkui
Nyolfen
Overed
PARKGOLF
Quarta330
QuineGhost
Saitone
Seiho
Snail’s House
Submerse
Tetsuya Hikita+NIL
The Wedding Mistakes
umio
wk[es]
yuigot

VISUAL:
GRAIN noir
Kezzardrix
橋本麦
Masato TSUTSUI
Naohiro Yako
TAKCOM
Takuya Hosogane
Taiyo Yamamoto
Yousuke Fuyama

(A to Z)

 


(23:50): 記事初出時、開催概要に一部抜けがありました。訂正してお詫び致します。

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