Brian Enoの新作『The Ship』からThe Velvet Undergroundのカヴァー「Fickle Sun (iii) I’m Set Free」が公開

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(Photo by Shamil Tanna, 2016)

Brian Enoの新作『The Ship』からThe Velvet Undergroundのカヴァー「Fickle Sun (iii) I’m Set Free」が公開された。本作『The Ship』は、先日公開されたタイトル・トラック「The Ship」と「Fickle Sun」の二部構成による作品で、この「Fickle Sun (iii) I’m Set Free」は、「Fickle Sun」の第3パートにあたる。キーボードはEnoの弟子であるJon Hopkinsが担当した。

この曲についてEno本人は次のようにコメントしている。(以下、プレス・リリースより引用)


私がザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの存在を知ったきっかけは、ジョン・ピールのラジオ番組だった。ちょうど彼らのファースト・アルバムが発売された時期で、“求めていたものはこれだ!これについてもっと知りたい!”って思った。その頃の私は、人生における重大な局面にいたんだ。画家になるべきか、音楽の道へ進むかを決めかねていた。私はどの楽器も演奏できなかったから、音楽の道を選択する可能性の方が低かった。でもザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの音を聞いた瞬間に“いや、両方できるじゃないか”と思えたんだ。それは私にとって、とても重要な瞬間だったんだ。

この曲はずっと私の心に響いてきたけど、歌詞の意味に向き合うのには25年もかかってしまった。“新たな幻影を見つけるために、わたしは自由になる”。なんて素晴らしいんだろう。幻影からは現実に辿り着かない(これは“真実を追い求める”という西洋の思想)と言っているが、むしろ我々はひとつの実現可能な解答から、より最適な解決方法を見出していくんだ。

結局のところ、その実態がなんであれ、我々が真実を常に追い求めるなんて不可能だと思っている。我々にとって重要なのは、実用的で知的なツールと発明を持っているかどうかだ。ユヴァル・ノア・ハラーリは、著作の『Sapiens』の中で、大規模な人間社会は、共通の“筋書き”のために一体化し、実現に向け動くことができると述べている。民主主義も、宗教も、お金も、その“筋書き”となりえる。この考えが“新たな幻影を見つけるために、わたしは自由になる”という部分にしっくりと当てはまるんだ。手招きしながら我こそが「正しい道」を知っていると主張している人々の存在は、今我々に必要ない、と私は思うよ。 – Brian Eno


 
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