Interview: Holy Fuck

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Interview: Holy Fuck >>Part.1

 
–この6年の間にブライアン・ボーチャードとグラハム・ウォルシュは、別プロジェクトのLIDSやDusted、Etiquetteの活動、そしてプロデューサーとしてMetzやViet Cong、Lights等の作品に参加されてきましたが、そうした活動からのフィードバックも今作にはあると言えますか?

G:もちろん。特にどのサウンドがというのは自分たちにもわからないけど、他のプロジェクトに参加することで、創造力が養われると思う。新しい事を学ぶから知識も増えるし、新鮮な気持ちを保つことにも繋がると思うから、そういう面では影響していると思うね。

B:アドバイスが欲しくて、Metzのアレックスに曲を聴いてもらったりもしたんだ。自分たちの作品って、何度も何度も聴いていると、どうしたらいいのかわからなくなる時があるんだ。だから、たまに第三者の意見が必要な時ってあるんだよな。聴かせたら、”クールだと思うよ”と言ってくれたから良かったよ(笑)

–今作のサウンドやプロダクションにインスピレーションを与えたレコードやミュージシャンはいますか?音楽以外でも映画やアートでも構いませんが、あえて挙げるとするならば?

G:それを挙げることは出来ないな。ミュージシャンとして、やはり色々な幅広い音楽に影響を受けていたいと思うから。具体的なものである必要はないと思う。天気でもいいわけだし、色からだってインスパイアされる。周りにあるもの全てがインスピレーションだし、それが自分たちが意識しなくても自然と音に出てくるのさ。

–ちなみに、今回のレコーディングでもMOVIOLA(映画のフィルムを擦って音を出して、楽器として使っていたりもしている)は使われていますか? 

B:使ってるよ。デンゼル・ワシントンが出演してる『ジョンQ』っていう映画(笑)

–何故またその映画のテープを選んだんですか?(笑)

B:ガレージにeBayで買ったフィルム・テープがいっぱい溜まっていて、その中の一つがたまたまそれだったんだ(笑)

–ちなみに、今作のミックスを手がけているのは? 作品ごとに異なるミキサーが関わってきていますが、他にもゲスト・ミュージシャンや外部のプロデューサーが参加していたりしますか? その理由と経緯も併せて教えてください。

G:今回は色々な人たちに参加してもらってる。友人のデイヴ、マットをはじめ、数曲ごとに何にかの知り合いにミックスを担当してもらったんだ。曲ごとに、それに合うと思う人物を選んだからね。もちろん、俺とブライアンもミックスしているし。ゲスト・ミュージシャンは、俺たちの友人のダイアナがアルバムの中でヴォーカルを披露してくれている。彼女は、Dianaっていうカナダのバンドでプレイしているんだ。ブライアンの奥さんのアナも歌っているよ。ホルンやバイオリンでも他のミュージシャンに参加してもらっている。シンセやプログラミング、コンピューターでそのサウンドを作り出すよりも、実際に誰かにホルンやバイオリンを演奏してもらったり、女性に歌ってもらったほうが、タイムレスなサウンドが生まれると思うんだよね。機械で今風のサウンドよりも、実際にプレイしてもらったほうが、時代を超えた作品が出来上がると思うんだ。

–タイトル「CONGRATS」の意味は? 作品を貫くストーリーや世界観があれば教えてください。

B:タイトルってあまり真剣に考えないんだよな(笑)冗談から決まったりする。一年前くらいに、俺たちの新作の情報が出回り出した時に、皆から”タイトルは何?”と聞かれるようになって、その時にジョークで話していたのが”Congrats”だったんだ。時間がかかったから、自分たちにとって”完成おめでとう”みたいな意味でさ。このタイトルにしてよかったよ。すごくポジティブな言葉だし、レコーディングという大変なプロセスを経てアルバムを完成させた自分たちへの褒め言葉でもあるしね。”バンザーイ”って感じ(笑)

–個人的な意見で構わないので、今作のキー・トラックを教えてください。

B:一曲を選ぶなんて不可能だから、日によって答えは変わると思うけど、敢えて挙げるなら最初のトラック。あのトラックが元となってこのアルバムが出来たから。レコードの第一印象となる曲でもあるしね。個人的に、この作品全体がまとまった、アルバムの代表となるトラックだと思うんだ。サウンドのビッグさやダーティーさ、その辺が好きだね。

G:俺も同感だよ。

–この6年のブランクの間にバンドは結成から10年目の節目を迎えました。〈Dependent Music〉を設立された当時から数えるとすでに20年以上のキャリアを誇るとも言えますが、今後の活動についてのヴィジョン、やりたいことや考えていることがあれば教えてください。

B:次の作品にすぐ取り掛かりたいと思っているんだ。あと、やっぱり自分たち自身が興奮出来るような作品を作り続けていきたいね。他のどのバンドにも聴こえない、ユニークでエキサイティングなサウンドを作り続けていくことが目標。あと、自分自身が誇りに思える作品というのも大切だと思う。

–ありがとうございました!

G:ありがとう!また近いうちに日本に行ける事を願っているよ。

label: Innovative Leisure / Beat Records
artist: HOLY FUCK
title: Congrats
ホーリー・ファック『コングラッツ』

release date: 2016/05/27 FRI ON SALE
国内盤CD: ¥2,200+tax
国内盤特典: ボーナストラック追加収録 / 解説書封入


Update(15:14): クレジットを追記。


 
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