世界各国の作家が参加した「氷」の音のサウンド・インスタレーション/ライヴ「0℃」が今週末に横浜で開催

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0℃

サウンド・インスタレーション/ライヴ「0℃」が5月27(金)から5月29日(日)にかけて横浜のギャラリー・スペースblanClassで開催される。
「氷」の音を聴くというコンセプトのこの企画では、流動する水の流れが氷点下で凍り個体になった氷には、その土地の状況や記憶が凝縮されていると考え、世界の様々な場所で録音された「氷」の音や、「氷」のイメージから作曲された電子音楽作品を世界各地のアーティストから収集。集められた音は添えられた写真、ドローイング、楽譜、日記等の視覚的なアプローチとともに展示される。展示の概要は以下のとおり。最終日の5月29日(日)には集められた「氷」の音を使ったサウンド・パフォーマンスも披露される。

サウンドインスタレーション/ライブ|[0℃]
日程:2016年5月27日(金)- 29日(日)
会場:横浜・blanClass http://blanclass.com/japanese/schedule/20160529/

企画:梅沢英樹/上村洋一
デザイン:川村格夫

サウンドインスタレーション
27日〜29日 13:00〜21:00(29日のみ19:00まで)1,000円

ライブ(マルチチャンネル):梅沢英樹+上村洋一、sawako
29日(日)19:30〜 800円(ワンドリンクつき) 

参加作家プロフィール

Leah Beeferman
ニューヨーク在住のデジタルドローイング、映像、音を扱うアーティスト。彼女の作品は物質と自然との関係性や、デジタルな非実体性、実験的な空間を作り出す。ブラウン大学(BA)、バージニア コモンウェルス大学(MFA)卒業。今までにLMCC Workspace (NYC), The Arctic Circle (Svalbard), SIM (Reykjavik), Experimental Sound Studio (Chicago), Sirius (Ireland), Kökarkultur (Finland), and Diapason (NYC) などでレジデンスを行う。直近の活動として『Strong Force』(Rawson Projects, NY.)という個展が挙げられる。今冬、フルブライト・プログラムの奨学金を得てフィンランドへ向かう。彼女はParallelogramsという現在も進行中のオンライン・アーティストプロジェクトの共同運営も行っている。
www.leahbeeferman.com

Marc Behrens
1970年ドイツ、ダルムシュタット生まれ。彼の作品は主に電子音楽やコンクレート、インスタレーション、写真、映像からなる。1989年から現在までに30枚以上のアルバムをリリース、2008年からは中国西部やオーストラリア、ナミビア、アマゾンなどの環境音録音を行っている。WDR 3とhr2-kulturのためのラジオ作品をプロデュースした後、2013年にDeutschlandradio Kulturのためのドイツ語ラジオ・ドラマ作品«Progress»を制作。2014年は Atom™との共作アルバム“Bauteile” をEditions Megoより発表。そして2016年より歌の形式に回帰したライブセット “Breaking the Elephant’s Legs”を展開する。現在までにBernhard Günter, Francisco López, Paulo Raposo, Ho. Turner and Achim Wollscheidなどと共同制作を行う。
http://www.marcbehrens.com

Hafdís Bjarnadóttir
アイスランドのレイキャビク生まれのHafdís Bjarnadóttirは12歳でギターを始め、すぐにバンドでの活動/自身での作曲を始める。2002年にFÍH School of Musicを卒業後、2007年にアイスランド芸術大学の作曲の学位を取得。2009年デンマーク音楽アカデミーで修士号を取得。彼女のプロジェクトはジャンルの壁を超え、2010年の上海国際博覧会でのサウンド・インスタレーションや、織物のパターンに基づいたオーケストラのための作品などを手掛ける。今までにリリースした2枚アルバムは2009年度Iceland Music Awardsや第58回International Rostrum of Composers in Viennaにノミネートされるなど、高い評価を得ている。
http://www.hafdisbjarnadottir.com

Daniel Blinkhorn
ダニエル・ブリンクホーンは様々な領域で活動するオーストラリアのサウンド/デジタルメディアアーティスト。“frostbYte”という名義での北極での録音を用いた作品制作や、La Muse En CircuitやZKM、CMMASなどでレジデンスを行う。彼の作品はGiga-Hertz-Award (ZKM)、ICMCなどの国際的なコンクールで受賞を続けている。現在もアフリカ、アマゾンなど世界各地で積極的にフィールドレコーディングを行い続けている。
http://www.bookofsand.com.au/frostbYte

Jez Riley French
ジェズ・ライリー・ フレンチは直感的なコンポジションやフィールドレコーディング、即興、写真などの方法を用いて、30年以上に渡り様々な場所/状況へのシンプルで感情的反応として、自身の興味や関心の領域を拡げ続けている。パフォーマンスや展示、インスタレーションと並行して世界各地でリスニング、フィールドレコーディングのワークショップを開催しており、彼の制作するJrFマイクロフォンは世界中の録音作家、サウンドアーティストや音楽家などに愛用されている。近年の作品はTate Modern (UK), Artisphere (USA) などの他、世界各国の団体よりコミッションを受けておりTate Modernへの提供作品は”500 years of British Art” seriesにも選出されている。
http://jezrileyfrench.co.uk

藤本由紀夫
1950年名古屋生まれ。大阪芸術大学音楽学科卒。
1970年代に電子音楽を学び、ステージやスタジオといった音楽の場を早々に離れ、1980年代半ばより日常のなかの「音」に着目した装置、サウンド・オブジェを制作。インスタレーションやパフォーマンス、ワークショップを通じて、空間における「音」の体験から新たな認識へと開かれていくような活動を展開している。主な展覧会は「美術館の遠足 1/10-10/10(1997-2006年/ 西宮市立大谷記念美術館/ 兵庫)」、「第49回ヴェニス・ビエンナーレ(2001年/ 日本館、ベネチア/ イタリア)」、「第52回ヴェニス・ビエンナーレ(2007年/ アルセナーレ、ベネチア/ イタリア)」、「藤本由紀夫展(2009年/ アイコン・ギャラリー/ バーミンガム、イギリス)」

蓮沼執太 
1983年、東京都生まれ。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、音楽プロデュースなどでの制作多数。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行っている。最新アルバムに『メロディーズ』。また、自ら企画・構成をするコンサートシリーズ『ミュージック・トゥデイ』を主催。2014年はアジアン・カルチャル・カウンシル(ACC)のグラントを受け、アメリカ・ニューヨークに滞在。主な個展に『作曲的|compositions – space, time and architecture』(国際芸術センター青森 2015)、『have a go at flying from music part3』(東京都現代美術館 ブルームバーグパヴィリオン 2012)など。2016年9月に東京にて個展を開催予定。
shutahasunuma.com

Lily Hibberd
Lily Hibberdはフランスとオーストラリアをベースにするアーティスト/作家。彼女の学際的な実践は記憶の知覚、時間と光を組み合わせたパフォーマンスや執筆、ペインティング、写真、映像、インスタレーションなどによって考察される。彼女は長期間にわたるリサーチとして、孤立した周辺的なコミュニティやアーティスト、科学者や歴史家とのユニークな共同作業を行ってきた。20年以上に渡って国内/国外の著名な美術館やフェスティバルで展示をするほか、学術的な執筆活動や共同執筆などの出版をリサーチの結果としてを行っている。現在オーストラリア/ニューサウスウェールズ大学にてARC DECRAリサーチフェロー、UK/ヘリオット・ワット大学にてThe Leverhulme Trustによるアーティストレジデンスを行っており、量子光を用いた作品を制作している。またコミュニティアートについての執筆/出版を行う un Magazineの創設者でもあり、パリのGalerie de Roussanをベースとして活動している。http://www.lilyhibberd.com

France Jobin
France Jobinはカナダ・モントリオールのサウンド/インスタレーションを手がけるアーティスト、コンポーザー。彼女の手掛ける音響芸術はアナログとデジタルが交錯し、複雑な音環境をミニマリストの手法によって明らかにしていくものであり、音響彫刻と呼ぶに値する。彼女のインスタレーションは建築の物理的空間に発想を得たもので、音楽/映像の要素を組み合わせることによりパラレルパスを表現する。作品はカナダ、アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、日本など世界各国で展開されている。

上村洋一
1982年生まれ。風景の知覚のバリエーションに関心を持ち、フィールドレコーディングによる音や作曲家の音を素材に インスタレーションや平面作品を制作している。東京芸術大学大学院美術研究科修了。主な展示に「grandmother, prologue」(Space Wunderkammer,東京,2015)、「CRITERIUM82」(水戸芸術館,茨城,2011)など。
http://www.yoichikamimura.com

Francisco López
フランシスコ・ロペスはサウンドアートや実験音楽の領域で国際的に認知されている主要人物のひとり。工業的な音と自然の音の境界を取り払い、激しい感情と共に、知覚の限界を音のとても深い部分まで突き動かし、盲目的、超越的なリスニングや既存概念からの解放、そして感覚や精神の拡張を提唱する。彼の作品は現在までに350枚以上リリースされており、Ars Electronica FestivalやQwartz Awardなどでノミネート/受賞をされている。
http://www.franciscolopez.net

森田浩彰 
1973年福井県生まれ、1998年Bゼミ修了。2012年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジMAファインアート修了。「JUMP」(十和田市現代美術館・青森・2015)、「カメラのみぞ知る」(ハギワラプロジェクツ・東京・2015)でグループ展に参加。個展は「From Something to Something Else」(青山|目黒・東京・2016)、「かわのまち」(NICA・東京・2015)などがある。近年はコラボレーションプロジェクトとして五月女哲平と行っているMaS(T)Aとして「シミュレーションゲーム」(川口市立アートギャラリー・アトリア・埼玉・2015)に参加。

Katie Paterson
1981年グラスゴー生まれ。現在ベルリンとスコットランドをベースに活動。
“彼女の作品は実体として、またはあるアイデアとして風景と結びついている。私達が自然の中で経験するような、実際に目に見えるものを超えた拡張的な知覚を作り出す” Erica Burton, Modern Art Oxford
http://www.katiepaterson.org

Steve Roden
スティーブ・ロダンはパサデナ在住のビジュアル/サウンドアーティスト。彼の作品はペインティング、ドローイング、彫刻、映画/映像、サウンドインスタレーション、テキスト、パフォーマンスなど多岐に渡る。
http://www.inbetweennoise.com

齋木克裕
東京生まれ、ニューヨーク在住。
アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成で2002年にMoMA PS1のインターナショナル・スタジオ・プログラムに参加し、以後拠点をニューヨークに移す。 過去の主な展覧会にオランダ写真美術館(ロッテルダム)、Artists Space(ニューヨーク)、MoMA PS1(ニューヨーク)、Japan Society(ニューヨーク)、House of Photography(モスクワ)、川崎市市民ミュージアム(神奈川)などがある。2004年には文化庁より新進芸術家の海外研修助成を受けている。主なコレクションに国際交流基金(東京)、DZ銀行(フランクフルト)、Museum Franz Gertsch(バーグドルフ)など。

Philip Samartzis
フィリップ・サマーティスはメルボルン出身のアカデミックなサウンドアーティスト/キュレーター。現在までにThe Cartier Foundation for Contemporary Art、The Andy Warhol Museum, 森アーツセンターなど世界各国の美術館で展示を行っている。メルンボルンRMIT大学准教授。

sawako
名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングや電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ。12k、and/OAR、BASKARU等から通算5枚のソロアルバムを、scholeからdaisuke miyataniとの作品をリリース。
2011年、スペインのSONARフェスティバルで、プラネタリウムのための音と映像作品を制作。2012年、東京ミッドタウン5周年記念アート「いつつのゆびわ」の六本木アートナイト演出を担当。他、世界各地で勢力的に作品を発表。 慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York大学ITPで修士号取得。2015年6月より自由大学教授。
http://troncolon.com

白石由子 
1956年東京生まれ、現在ロンドン在住。1978-82年ロンドン/Chelsea School of Artにて学ぶ。彼女の作品はペインティング、インスタレーション、建築を用いたプロジェクトや、近年は音楽も含まれる。今までにTate Gallery(1999)やMuseum Wiesbaden(2002)、Wilhelm-Hack-Museum(2007/08)、近年ではShigeru Yokota Gallery(2014)などの国内外の著名な美術館で個展を行っている。また2016年9月にはドイツのHans Mayer Galerieにて展示を開催予定。

鈴木昭男
1941年生まれ。サウンド・アートの先駆者的存在として1960年代初頭より「聴く」ことを主体とした制作態度によって国際的に活動する。1970年にエコー楽器アナラポスを創作、88年には子午線上にある京都府網野町に、一日自然の音に耳をすますという行為を行なうための《ひなたぼっこの空間》を制作。96年には,地面に足跡のように見える耳のマークを描き、その上に立ってその場所の音に耳をすませる《点音》を発表。ヨーロッパを中心に世界の主要な美術展や音楽祭に招聘されている。

高橋征司 
東京在住、1981年青森市生まれ。洗足学園音楽大学大学院修了。Piano、Violinを演奏、故郷の雪原でのfieldworkを原点とする電子音楽を制作。ミネソタ大学Spark Festival2005、日本電子音楽協会13回演奏会、渚音楽祭等へ出演。PROGRESSIVE FOrM、Fusz、Kitchen Label他、国内外レーベルへの楽曲提供を行う。2012年Te Pito Recordsより1stアルバム『N41°』を発表。

梅沢英樹
1986年群馬県生まれ、現在東京都在住。東京藝術大学大学院美術研究科在籍。電子音楽作品を中心に国内外より10の作品を発表。これまでの活動にCCMC2015 ACSM116賞受賞、Ina-GRM主催のBanc d’Essai2015にて作品選出/上演、 リュック・フェラーリ国際コンクール/プレスク・リヤン賞2015 第1位など。

Jana Winderen
ヤナ・ヴィンデレンはロンドンのゴールドスミス・カレッジでファイン・アートを学び、オスロの大学では数学、化学、魚類生態学などを学んだ背景を持つ。2014年の夏にニューヨークのPark Avenue Tunnelにおいてインスタレーションを設置、2013年にはMoMA(NY)においても展示。近年の活動にTBA21 AcademyでのアーティストレジデンスやTouch(UK)からのオーディオ・ビジュアル作品のリリースなど。2011年 Ars Electronicaにおいてゴールデン・ニカ賞受賞。
http://www.janawinderen.com

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