Interview Archive: Japandroids (2012.05)

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Pin on PinterestShare on TumblrEmail this to someoneBuffer this pagePrint this pageShare on VKShare on RedditFlattr the authorDigg thisShare on LinkedInShare on YummlyShare on StumbleUpon
f72d88930da0705fb78882e6129b8bf3

本稿は音楽サイトPrivate Dubが2012年5月に公開したインタビュー記事のアーカイヴです。

Interview: Japandroids (This article was first published by Private Dub)

質問作成・テキスト: Private Dub

 
Japandroidsはカナダはヴァンクーヴァー出身のBrian King (guitar, vocals)とDavid Prowse(drums, vocals)によるガレージロック・デュオ。
2006年の結成以来地元を中心に活動を続け、2枚のEPを自主制作でリリース。そして当初ごく僅かな枚数をプレスしていた『Post Nothing』がネット上で話題となり、2009年にはPolyvinyl Recordからも同作をリリースし本格的なデビューを果たしました。
その後長いツアーを通じて得た様々な経験やオーディエンスの反応から自分たちのサウンドや歌詞により大きな自信をもつようになった彼らは、ついに5月30日に3年ぶりのニューアルバム『Celebration Rock』をリリース。そのタイトルが示すとおり実に堂々とした鋭利なロックサウンドを掻き鳴らしています。今回はこれまでのデュオの歩みやニューアルバムについてフロントマンのBrianが答えてくれました。

ーまず最初にJapandroidsについて自己紹介をお願いします。

Brian King(以下Brian): まず言えるのは、僕にとってもデイヴにとっても、Japandroidsは最初のバンドなんだ。自分達がプレイしたことのある唯一のバンドで、ロック・バンドとして一緒にプレイした相手もお互いしかいないんだよ。知り合ったのが10年くらい前、大学でだった。僕は高校の時の親友と一緒に、大学進学で(カナダの)ブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリアに引っ越して。で、その親友の近所にデイヴが住んでたんだよね。僕はしょっちゅう友達の家で過ごしてたから、それで彼を通じてデイヴと知り合ったんだ。結局みんな一緒につるむようになって大学では僕らの友達はみんな音楽に共感してて、それが共通点だった。
全員がバンドをやりたがってたわけじゃないけど、みんな音楽が大好きで、レコードやCDを集めて、ライヴに通ってて。僕とデイヴはそれで友達になったんだよ。一緒にライヴに行ったり、音楽の話をしたり。いいバンドが出てきたら、二人とも同じアルバムを買ってたし、ライヴがあったら行ってた。音楽が好きで、同じバンドを好きだってところで友情が育っていったんだ。それに二人とも、大学を通じてどんどん音楽ファンになっていって、レコード集めてライヴに行って音楽の話をして……唯一やってないのは、音楽をプレイすることだけだった。最後までやらなかったのがそれだったんだよね。当時の仲間の半分は、だんだん実際に音楽をプレイすることに興味を持って、バンドをやるようになった。あと僕にとっては、大学時代に初めて地元の音楽シーンっていうのを体験したんだ。
同じ町に住んでる人がバンドをやってて、あちこちで見かけるっていう。有名なバンドとか、ツアー・バンドじゃなくてね。僕は小さな町で育ったから、地元の音楽シーンがなかった。だから子供の頃は、自分がバンドを始められるなんて思いもしなかったんだよ。僕が知ってたバンド、好きだったバンドはどれも有名なビッグ・バンドだったから。テレビやラジオや雑誌で知るようなバンドで、自分の町でライヴに出かけて、バンドを見ることもなかったし。自分でバンドを始めること自体、不可能みたいに思ってた。でも大学では、周りの人がバンドを始めて、自分でライヴを開いたりしてた。それで初めて、僕らは「僕らにもできるかもしれない」と思ったんだ。自分でも楽器を弾けるようになって、同じようにやれるかもしれない、って。それでデイヴと二人、大学を卒業したらバンクーバーに引っ越して、バンドを始めようって決めた。楽しむためにね。大学の頃からデイヴはドラムを練習してたし、僕は子供の頃からギターが弾けたんだ。でも、大学時代はずっとギターを持ってなくて。大学に入った時に手放したからね。だけど弾き方は知ってて…だからアイデアとしては、卒業の頃にはデイヴがドラムを叩けるようになって、僕がギターを買う、っていう。その後でバンクーバーで他のメンバーを見つけようと思ってた。そのつもりで僕らはバンクーバーに引っ越して、一緒にプレイしはじめたんだけど、一緒にやる他のメンバーがまったく見つからなくて。誰も僕らとはプレイしたがらなかったんだ。しばらくすると二人でかなりうまくプレイできるようになってきて…でも誰も僕らに加わろうとはしなかった。最後には僕ら、もう待ち切れなくなったんだよ。ライヴもやりたかったし、曲を書きたかったし、レコーディングもしたかったから。で、ある時点で「二人でやろう」って決めた。最初にレコーディングした時は二人だけでヴォーカルのないインストゥルメンタル・トラックを録ったんだ。それを人に聴かせて、ヴォーカルを探そうと思ってね。誰かに歌のパートを考えてもらおうって…でも、僕らはそういう人が見つけられなかった。
僕もデイヴもシンガーにはなりたくなかったんだよ。歌いたくなかった。だから、ベース・プレイヤーを見つけなきゃいけないって心配はあんまりしてなかったんだ。もう一人ギターを入れようとか、キーボードを入れようとか、その心配もなかった。僕らはただ、歌う人間がすごく欲しかったんだよ。そう、Yeah Yeah Yeahsは知ってるよね? 音楽的には違うんだけど、メンバー的にはああいうのがやりたかった。ギターとドラムがいて、その二人がちょっと後ろに引いてて、もう一人どんどん前に出ていくシンガー、注目を集めるフロントパーソンがいる、っていう。僕ら、そういうシンガーを探してたんだ。とにかく僕もデイヴも歌いたくなかったし、歌詞を書いたこともなかったし。いい歌声を持ってるわけでもなかったし、とにかくやりたくなかったんだよ! 僕らの初期のマテリアルを聴いてもらえばわかるんだけど、いやいや歌ってるシンガーの歌なんだよね。だからこそ、初期の曲には歌詞があんまりないんだ。同じ歌詞が延々繰り返されたり…他にどうすればいいのかわからなくて。”The Boys Are Leaving Town”なんか、5分間の曲なのに歌詞は2ラインしかない。”Crazy/Forever”は6分あるのに3ラインしかないんだ。同じ歌詞の反復でね。だから…僕らがシンガーの役割を受け入れるのには、かなり時間がかかった。たぶん今回の新作は、僕らが初めて、「歌も重要なんだ」って認めた最初のアルバムじゃないかな。

ーPolyvinyl Recordsと契約したきっかけはなんだったのでしょうか。

Brian: 2009年の初めに『Post Nothing』がインターネットに出回ったんだよ。で、そこから急速にいろんなことが起きはじめた。自分達だけでは追いつけないくらい。すぐに『Post Nothing』を正式にリリースしたいっていうオファーがいろんなレーベルから来たんだ。基本的に『Post Nothing』はインターネットに出回っていて、カナダではヴァイナル・オンリーで少数リリースしたんだけど、きちんとしたリリースはしてなかったから。それで当時、かなりの数のレーベルと話をした。別にレーベル同士の取り合いになったとか、そういうんじゃないよ。でも、レコードを出すことに興味を持ってくれた人がたくさんいて。その中でPolyvinylが僕らに一番ぴったりきたんだ。今ってよく、バンドが結成されてからすぐにレコードがリリースされるよね? ライヴを5回やっただけでレーベルと契約して、いきなり大きな会場で演奏したり。でも僕らはその頃もうこのバンドを2、3年やってた。すでに自分達でなんでもやってて、バンドに関するすべてがDIYだったんだ。だからレーベルと契約する時もそこが大事だった。 そのままでいることがね。アルバムのアートワークは全部自分でやりたかったし、ウェブサイトも自分達でやりたかった。普通レーベルがやってくれるようなことにちゃんと関わりたかったんだよ。で、Polyvinylはそのアイデアを受け入れてくれた。あと、バンドとレーベルの関係性として、すごく直接的に毎日関わってることって普通あんまりないんだけど…むしろビジネス上の手続き、って感じで。でも僕らの場合、すごくいい関係性ができてる。僕は毎日Polyvinylの人達としゃべってるし、仲のいい友達なんだ。アルバムについても、ツアーについても、ウェブサイトについても、マーチャンダイズについても、なんでも話し合ってる。たぶん、他のバンドがレーベルと結んでるよりずっとパーソナルな関係なんだよね。

ー新作はエモーショナルで鋭さと力強さに溢れていて、あなた達の強い自信を感じさせる素晴らしい出来です。 間違いなく多くの注目と評価を受けた前作『Post Nothing』以上の作品に仕上がっていると思いますが、どのようなコンセプトをもって新作の制作にのぞみましたか?

Brian: 1stが出た後、僕らは2年近くツアーしたんだ。かなり長期間ツアーが続いた。で、このアルバムを作るにあたって考えてたことは、ただ…あれだけライヴをやって、ツアーを続けたおかげで、僕らはそれぞれの楽器がうまくなっただけじゃなく、一緒にバンドとしてプレイするのもすごくうまくなったんだよ。今回はその部分を見せたかった。だからアルバムに対しては、特にテーマやコンセプトはなくて。「こういうのにするぞ」みたいな考えはなかったんだよね。ただファーストを作ってから何百回とライヴを重ねてたから、そこを見せつけてやろう、って感じだった。演奏も、バンドとして一緒にやることも、歌もこれだけすごくなったんだぞ、って。僕らの『Post Nothing』以前の初期の音源を集めた『No Singles』を聴いてもらえばわかると思うんだけど…『No Singles』から『Post Nothing』、それから今回の『Celebration Rock』を聴いてもらえば、すごく自然に進化してるのがわかると思う。バンドが進化していってるのがね。別に技術的に違うことをやってるわけじゃない。僕らはどのアルバムも同じスタジオでレコーディングしたし、エンジニアも機材も同じだったし、方法も同じだった。ただバンドとして、曲を書くのがうまくなっていったし、二人一緒のプレイもうまくなっていった。すごく自然にね。3枚を一つのプレイリストに入れて、最初から最後まで聴いたら、ごく自然に、でも明らかによくなっていってるのがわかると思う。

ー『Celebration Rock』というアルバムタイトルは、このアルバムから感じる外に向かっていく強い力をとてもよく表していると思います。このタイトルに決定した経緯を教えて下さい。

Brian: 今回たぶん、僕らがやろうとしてたのは、『Post Nothing』みたいに聴く人にぶつけて、対決するような音楽じゃなかったんだよね。『No Singles』を聴くと、まだ何をやろうとしてるのか自分達でもよくわかってないバンドが聞こえてくる。だから、あのレコードにはいろんな種類の曲があるんだ。それぞれの曲が違ってて、まるで一曲一曲で、僕らが違うバンドになろうとしてるような。『Post Nothing』は、もうちょっと洗練されてる。どういう曲がうまくいって、どういう曲がうまくいかないのか、僕らが発見しつつあるような感じだね。それで、うまくいく方向性に向かいはじめてる。『Celebration Rock』では、さらにその方向に進んでるんだ。自分がどんな曲を書きたいのか、プレイしたいのかが前よりはっきりしていて、そういう曲にどんどん向かっていってる。だから前より一貫性があるし、僕らがフォーカスした曲、やろうとした曲は、前よりポジティヴで祝祭的なロック・ソングだったんだ。だからそういうタイトルになってるんだよ。

ー自己紹介の際にも触れられていましたが、新作はこれまでの作品と比較して歌詞を以前よりも重要視していると感じました。その経緯を教えていただけますか?

Brian: このアルバムでは、初めてヴォーカルや歌詞を二次的なものとして扱ってないんだよね。最初に僕らは二人ともシンガーになりたくなかったって話をしたけど、本当にずっと大事なのは曲で、歌詞やヴォーカルは二次的なものにすぎないと思ってた。だから、5分間の曲に歌詞がほとんどなかったりしたんだ。でも『Post Nothing』の長いツアーを終えるとオーディエンスが曲に合わせて歌ったりしてるのを見ると、オーディエンスにとっては歌詞やヴォーカルが大事なんだ、ってことが理解できた。シングルとして”Young Hearts Spark Fire”をリリースした時も、みんながあの曲を気に入った理由には歌詞がかなり関係してるってことがわかった。みんなギターが気に入っただけじゃない、ってね。ツアーで僕らの曲に対する観客の反応を目の当たりにして、サウンド、曲にとって言葉もすごく重要な部分なんだってことを理解したんだよ。だからアルバムを作る時にも、初めて、歌詞が重要になるってことが僕らにはわかってた。僕はギターと同じくらい、歌詞を書くのに時間をかけなきゃいけなかったし…同じくらい重要だったから。だから割合として、これまでなかったくらいヴォーカルや歌詞に時間をかけて練っていった。意識的に、それぞれの曲が何かを描くようにしたんだ。短いラインを何度も繰り返すんじゃなく、例えばストーリーを物語ってるような曲にしようと思って。ある意味、僕は本当に曲を書こうとしてた。僕がずっと聴いてきたバンドみたいに…そうしようとしたのは初めてだったんだ。でも、1年ほどかけて曲を書いていったから、それぞれの曲を仕上げて、一つにまとめるまで、全体的なテーマみたいなものは見えてこなかったんじゃないかな。「このアルバムはこういうテーマにしよう」って決めて、それから10曲書いていったわけじゃないから。1年くらいかけて、全体をまとめる段階になって初めて、どういう曲が集まったのかがわかってきたんだよ。自分が書いた曲に、どういう一貫性があるのかがだんだんわかってきたんだ。
そう、このアルバムを書く前と、このアルバムを書いた時の間でいろんなことが起きたんだ。この2年ほどの間に、僕個人にとっても本当にいろんなことが変わった。いろんな人生経験を積んで、書くことが本当にたくさんあったんだ。たくさん旅をして、いろんな場所に行って、あらゆることを経験して。だからこそ、このアルバムには歌詞がたくさんある。ずっとツアーを続けた後は、とにかく書くべきことがありすぎる――みたいな気持ちだったからね。ただ関係性を持って浮かび上がってきたテーマはいくつかあって、一つが“移動”。常に旅をして、常に動き続けることだね。それと、“都会にいること”。特に具体的な街というよりは、都会というコンセプトだとか、街から街へ旅をすること、生きていて、自由で、いろんな人達と出会って。この数年間の僕がどんなふうに過ごしてきたかを想像しながら歌詞を読むと、それが書かれた理由がわかってくると思う。それは全曲に言えることだね

ー新作の中で特に気に入っているラインはどれですか?

Brian: んー…一つ選ぶとしたら、”The House That Heaven Built”だね。あれは最後の方に書いた曲なんだ。最初の頃に書いた曲には”Younger Us”や”Adrenaline Nightshift”、”Evil’s Sway”があるんだけど、その時には「俺が今まで書いた中でも最高の歌詞だ!」と思ってたんだよ。レコーディングの過程でも、初期の頃に録音した曲だった。自分がこれまでにないことを達成して、前のアルバムより歌詞的にもずっとよくなったと自負していて。で、さらに新しい曲をレコーディングしようって段階になると、僕はさらにいい曲を書きたくなった。その時に書いたのが”The Nights of Wine and Roses”と”The House That Heaven Built”、”Continuous Thunder”だったんだ。でもその中でも、”The House That Heaven Built”が完成した時にあの曲をシングルにした理由の一つが、僕がこれまで書いた中であの歌詞が絶対に最高だと思ったからなんだよ。すごく誇りに思ってる。一曲選んで見せつけるものがあるとすれば、あれだと思ったんだ。僕はもともとリリシストじゃないから、歌詞を書くのってすごく大変なんだよ。自然に歌詞が書ける人って大勢いると思うんだけど。自然に歌う言葉が思い浮かんでくるからこそ、バンドのシンガーをやってるような人達だね。でも僕にとっては、ギターを弾くのは自然だけど、歌うのはそうじゃない。だからいい歌詞が書けると余計に誇らしく思えるんだ。

ー以前あなた達と一緒にツアーしたこともあるPS I Love Youなど、自分たちと同じ編成のバンドから影響を与えられたことはありますか?

Brian: 実際2ピースのバンドで好きなバンドはたくさんあるんだよ。White Stripesも好きだし、The Killsも好きだし。自分達とは違うタイプの2ピース・バンド、Royal TruxやLightning Boltも好きだ。でも僕らとそういうバンドが違っているところは、僕らは2ピース・バンドに聴こえたくなかった、ってこと。例えばWhite Stripesは、2ピース・バンドに聞こえる。彼らはそう聞こえたがってるし、それが彼らの場合すごくうまくいってる。でも、僕らはWhite Stripesが嫌いなわけじゃないけど、『White Stripesみたいになりたい』ってバンドを始めたんじゃない。僕らはThe StoogesやThe Replacements、The Rolling Stonesみたいになりたかったんだ。4人、5人のバンドの音を出したかったんだよ。つまり、僕らが時間をかけて作ってきた音楽スタイルは、二人しかいなくても、もっと人がいるようなサウンドにしようとしてる。4人、5人いるバンドみたいにね。でも他の2ピース・バンドはほとんど――The Black KeysにせよThe Killsにせよ、Death From Above 1979だって――二人しかいないことを受け入れてる。彼らも曲も、二人しかいないように聞こえるしね。White Stripesの曲を聴くと、二人いるのが聞こえるよね? でも僕らのバンドが目指してるのはもしこのバンドを知らずに聴いたら、二人しかいないってことがわからないかもしれないようなサウンドなんだ。

ー最近カナダから多くの魅力的なアーティストが次々と出てきています。 Japandroidsを始めた頃と比較して今のカナダのミュージック・シーンは変化していると感じますか?

Brian: 正直言って、よく知らないんだ。今はツアーが続いてるから、地元のシーンから離れてるんだよね。特にバンクーバーで起きてることにはまったく疎くなってる。カナダって広大な国で、街と街が離れてるし、僕らがバンドを始めた頃を考えても、特に影響っていうと答えるのが難しいね。当時バンクーバーに僕らみたいなサウンドのバンドはいなかったし、特に地元シーンにお手本にしたようなバンドもいなかった。ある意味、僕らは地元シーンから隔離されてたんだ。でも勿論、僕らがツアーをしてきたここ数年の間にバンクーバーのシーンも変わっただろうし、僕らが知らないこともたくさんあるだろうし。実際、僕らがライヴをやってたヴェニューもなくなったところが多いんだ。新しいヴェニューができて、新しいバンドが出てきてる。カナダのシーンで言うと、大きなことが起きてるのはトロントやモントリオールなんだけど、僕らが住んでるところからは何千キロも離れた街だったから、シカゴやニューヨークのシーンと同じくらい、自分達とは関係がなかった。カナダ全体のシーンだとか、サウンドだとかって、そもそも存在しないんだ。

ーあまり特定のジャンルにカテゴライズされるのが好きではないと以前語っていたあなた達ですが、アーティストと音楽メディアの関係についてどう考えていますか?

Brian: 一般的に言うと、僕はそういうのはどうだっていい。僕としてはJapandroidsをロックンロール・バンドだと思ってるけど…他の文脈や呼び名は不必要だとね。でも同時に、音楽メディアには返し切れない恩もある。僕らを気に入って、取り上げて人々に知らせてくれたメディアがあったからこそ…ある意味、僕らが好きなことをやれてるのは彼らのおかげだからね。その意味ではほろ苦い関係性っていうのかな? 甘いところも、苦いところもある。それって普通だと思うんだけど。バンドの方はどう呼ばれようと、どう位置付けられようと、他の人が言うことをコントロールできないけど、話題にしてもらって高く評価されると助けになるんだよ。まあ、最終的には話題になってることを感謝しなきゃいけないんじゃないかな。どう言われてるかはあんまり気にしちゃだめだと思う。そこを気にしすぎると、バンドなんて続けていけないからね。

ー最後に日本のファンに一言お願いします。

Brian: 日本にはほんとに行きたい。僕らもオファーがあり次第、来日したいんだけど、今のところはまだなくて。ずーっとやりたいと思ってるのに! だからメッセージとしては、「もうちょっと待ってて、なんとかするから」ってことかな。ほんとはすぐにでも行きたいと思ってるよ。


 
Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Pin on PinterestShare on TumblrEmail this to someoneBuffer this pagePrint this pageShare on VKShare on RedditFlattr the authorDigg thisShare on LinkedInShare on YummlyShare on StumbleUpon